回想

何時でも舞い戻り私を抱きしめて 身体の記憶が目覚め 昔の憧れで再び血が騒ぎ始める時 唇と肌が思い出し この手でまるで触れているかのように感じる時 愛おしい感覚が戻り私を包み込む

唇と肌が思い出したら、 夜に、何時でも舞い戻り私を抱きしめて

原作
コンスタンディノス・カヴァフィスΚωνσταντίνος Π. Καβάφης(1863–1933)
原題
Επέστρεφε
出典
C. P. Cavafy Collected Poems Revised Editon』、Princeton University Press1992
日本語翻訳
リボアル菜巳乃
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