プラハ腕時計の寓話

アルトゥーロ・コルクエラ氏を悼んで

時間は数字で飾られ進む         〜ルイス・デ・ゴンゴラ〜

尖ったくちばしの鳥、その時計の分針 まるでハチドリ 白磁の平面を回転、壁に囚われている 二針目が後を追う、むしられた雛鳥のよう 共に、ローマ数字を羽織り、時間を指し示す。 人間の心臓のように、 生涯は過ぎ脈拍は低下すると 告げている。

原作
アルトゥーロ・コルクエラArturo Corcuera、ペルー(1935–2017.08.20)
日本語翻訳
リボアル菜巳乃
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