待ち焦がれる

君の眠りの 夢の戸口で 窓に映るような明けの明星が 君の顔に現れるのを静かに見つめて待つ。 海辺で 東に眼を凝らし 恍惚状態で不寝の番の時間を過ごし、 明け方の光に 浸かるのを楽しみにしている 瞑想する修行者のように。

私の眼で 少し開いた君の唇に花が開く 君の最初の笑顔を飲むんだ まるで花の蕾、 それが私の願い。

原作
ラビンドラナート・タゴールরবীন্দ্রনাথ ঠাকুর、India(1861–1941)
原題
Awaiting
出典
Later Poems of Tagore』、Orient Paperbacks1978
日本語翻訳
リボアル菜巳乃
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