文字よもう一度
今夜は どう書くべきかわからない これは心の新境地か?
今夜は 私がうんざりしているから 文字たちは頭痛持ち
今夜は 心に一つも考えが浮かばない 真っ白な紙 私は、待って、待って 思考の空から 文字が降りてきた そして私の魂の 亀裂を充した・・・
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今夜は どう書くべきかわからない これは心の新境地か?
今夜は 私がうんざりしているから 文字たちは頭痛持ち
今夜は 心に一つも考えが浮かばない 真っ白な紙 私は、待って、待って 思考の空から 文字が降りてきた そして私の魂の 亀裂を充した・・・
高い樹の上に ある鳥は巣を作った その樹は神に どうか私の方向に嵐を呼ばないでくださいと 神に祈った
その二本の樹々はひどく愛し合っていた 妬みにもえた木こりが 二本の樹々を切り倒し 家へ持ち帰った 偶然に炉の中で再会でき 幸福に抱き合い 共に燃やされた
恋人 愛される人 めまい そよ風 水の反射 そして今のところ私たちを覆っている 蒸気のような 漠然とした あの白い雲に
私は雲でした そして雨 そして海 そして月になりたかった そして壁 そしてあなた。
ジャーメイン氏へ贈る
樹は風なしでは無だ 風が動きに印象を与えないとしたら 存在も確かではない その樹は 樹液で自身を支え 火が燃やし、 風が嵐の夜に破壊を駆り立てる木材で その幹、その根、その呼吸よりも イメージ、詩、写真、文書と 同じ瞬間にだけ存在する。
風に、 編み出す人の視線に、 樹はしなる。
その樹は風の中で、もしくは思想で動くとき 生まれ出る、
詩が私たちを感動させる時の様
地球よ、あなたはまだ 原始光の火花以上、
宇宙にさ迷う 殺がれた岩石以上の存在なのか?
黄金の子牛が 天使の翼をもがいた
そして—預言者の様に見せかけ— 支配者は真実の様に嘘を広げる
馴染みある羽ばたきが 微かに聞こえる 心の二重の鼓動